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ベスト、ニッカーボッカー、セーター

ピエール・カルダン1966年頃

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

ユニセックスを標榜したカルダンの1960年代の男性。前身頃に配置されたファスナーによる打合せは、性差を消す目論見だった。
イタリア生まれのカルダンは1924年にフランスに移住した。テイラー仕立ての技術を習得した後、オートクチュールに学び、53年にメゾンを創設。時代の潜在的な要求を素早く読み取る能力に優れた彼は、59年、プレタポルテに本格的に進出し、後のオートクチュール・メゾンのプレタポルテ進出を先駆けた。60年には、カジュアルな場面での服を除いてテイラーが独占していた男性服の分野に進出。いち早く「ユニセックス」という流れを見抜き、テイラー技術を活かしつつファッショナブルな男性服を提案した。

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  • タイトル: ベスト、ニッカーボッカー、セーター
  • 作成者: ピエール・カルダン
  • ファッション ハウス: PIERRE CARDIN BOUTIQUE PARIS(ベスト) 、Les LES TRICOTS DE PIERRE CARDIN(セーター)
  • Label: PIERRE CARDIN BOUTIQUE PARIS(ベスト) 、Les LES TRICOTS DE PIERRE CARDIN(セーター)
  • メーカー: ピエール・カルダン・ブティック、レ・トリコ・ド・ピエール・カルダン
  • 作成日: 1966年頃
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
  • タイプ: 男性服
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵、リチャード・ウェラー氏寄贈
  • 媒体/技法: ベスト、パンツはえんじ色のウール・フラノ。ロール・カラー、ファスナー。エナメルのベルト付き。セーターは白いウール・ニット。
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