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ヴィジット

1870年代後半

京都服飾文化研究財団

京都服飾文化研究財団
京都市下京区, 日本

当時流行のカシミア・ショール製ヴィジット。ヴィジットは19世紀後期のコートの一種。赤を経糸に赤、紫、青、黒、緑、白などおよそ10色の緯糸を用いた綾織りで特有の柄が織り出されたショールは、白いボーダー柄と、フリンジが効果的なアクセントとなって、バッスル・スタイル用ヴィジットに仕立てられている。
インド原産のカシミア・ショールは19世紀前半にヨーロッパで大流行し、フランスではリヨンで織物による精巧なフランス製カシミア・ショールが生産された。後半には、ショールとしての使用だけではなく、コートや室内着に仕立てられ、室内装飾用として使われた。しかし世紀末には流行の衰退と共にカシミア・ショール産業も消滅した。

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  • タイトル: ヴィジット
  • 作成日: 1870年代後半
  • 作成場所: 製作国不詳
  • 写真家: ©The Kyoto Costume Institute, photo by Taishi Hirokawa
  • タイプ: ドレス
  • 権利: 京都服飾文化研究財団所蔵
  • 媒体/技法: フランス製カシミア。衿、打ち合わせ、袖、裾に絹糸のフリンジ。
京都服飾文化研究財団

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