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北斎は、諸国の著名な滝を題材とした〈諸国瀧廻り〉において、流れ落ちる水の筋、淵に広がる波模様、跳ね上がる水飛沫、立ち上がる水煙など、水がもつ多彩な表情を描き分けている。岩間を流れる水の筋が印象的な本作品の滝は、日光の名瀑・「霧降りの滝」。画面の大半を覆うようにひろがる水の筋は、濃藍と白の明快なコントラストにより、その異様な存在感を強めている。
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