閻羅王は日本で閻魔様の名前で親しまれている。
中国、四川の東川道に底なしの洞窟があり、その奥の閻魔庁で亡者を裁く十人の裁判官の一人である。閻魔 庁では亡者の生前の行いを浄玻璃の鏡に映し出し、正確・公正な審査を尽くし、その亡者が六つの世界(天・人間・阿修羅・畜生・餓鬼・地獄)の何れかに進む かの裁判を行う冥界の大王である。一方この世では、仏の身で自由に地獄に赴き、賽の河原で泣く子供を救ったり、地獄で苦しむ人々を助ける慈悲深い地蔵菩薩 であるとも言われております。
この世から悪い行いをなくし、明日への希望と夢を与える平和な世の中を願いたいものである。