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国重要文化財。投入堂本尊の御前立(仏教寺院で、秘仏本尊の前にもう一躰安置して、それを諸人に礼拝させる仏像)。近年の修理で、彩色が除去され、年輪年代測定によって、伐採年代が1002年を上限とすることが判明した。像高74.6㎝。桧の一木造・内刳なし・彫眼。正本尊等と比べると小像ながら、バランスのとれた優れた作風を示す。三佛寺に伝来する平安時代の蔵王権現の中でもいわゆる「都風」の作風をもつ。11世紀前半頃作と推定される。
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