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吉英は筑前信国派の流れをくむ刀工。筑前信国派は、山城国(京都)で作刀していた3代信国が、豊前国(大分県)宇佐郡の安心院氏のお抱え刀工となった時より始まる。その後、黒田氏が筑前国(福岡県北部)に入る際に信国派をお抱えとして伴った。延宝4年 (1676) に信国兵衛が筑後国(福岡県南部)久留米藩へ招かれた記録が残る。本鑓は筑前で活動していた信国派がさらに南下し、柳川にて作刀したことを示す貴重な資料である。
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