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奈良墨 《油煙》

立命館大学アート・リサーチセンター

立命館大学アート・リサーチセンター
京都市, 日本

行政や文化の担い手にとって、必要不可欠な道具であった墨は、往時は各地で生産されていましたが、その状況が変化し、奈良が代表的な生産地となったのには理由がありました。室町初期、興福寺の二諦坊では、仏前の燈明の煤を墨の材料とすることが試みられたのです。これにより、油を燃やして取られた煤「油煙」を原料とする「油煙墨」が現れ、濃い、黒々とした発色が得られることから主流となっていきました。これにより、いちはやく油煙墨の生産に取り組んだ奈良は、優れた墨の産地として知られるようになり、現在に至っています。

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  • タイトル: 奈良墨 《油煙》
  • 作成場所: 奈良県
  • 件名キーワード: 煤、 モノクロ、 習字、 水墨画、 書道
  • タイプ: 文房具
  • 権利: © 奈良製墨組合
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