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趙雲は中国三国時代の蜀の武将、大胆で戦略にとみ、劉備玄徳に篤く信頼された。趙雲之図は、胸に主家の幼児を抱いて逃れるところ。地面から放射状に刷いた朱と金泥の線は砲弾の炸裂をあらわすものか。驚いて後脚で立ちあがった馬の顔や姿態はやや戯画的であるが、墨の衣文線は狩野派らしい速度をみせ、趙雲の容貌に品格は失われていない。
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