ロッソ・フィオレンティーノ

1495/03/08~1540/11/14

ロッソ・フィオレンティーノは、イタリア出身の画家で、ルネサンスの美術をフランスに伝える役割を果たした。
フィレンツェの生まれで、本名はジョバンニ・バティスタ・ディ・ヤコポ。はじめ、ポントルモと同じ工房で修業した。1524年ローマに移住し、1527年ローマ略奪にあう。ローマからヴェネツィアを経て、フランソワ1世に招かれてフランスに赴き、フォンテーヌブロー城の改築に関わる。フォンテーヌブロー城の広間の壁に、フレスコ画でフランソワの生涯を描いたものが代表作である。
ロッソの影響で、フランスにフォンテーヌブロー派と呼ばれる画家のグループが生まれ、宮廷で活躍した。
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