ヴィクトル・ヴァザルリは、いわゆる「オプ・アート」の先駆者とされるハンガリー系フランス人の芸術家。ハンガリー生。ドイツのバウハウス運動の機能主義と、ソ連のコンストラクティヴィスムに影響を受け、1930年代から移住先のフランスにおいて、独自の幾何学的抽象性を追求した美術作品を制作し続けた。1960年代半ばに『タイム』紙で「オプ・アート」の造語と共に大衆的に紹介され、MoMAの「感応するまなざし」展が開かれると、ポピュラリティを獲得した。1938年頃の作品「シマウマ」は「オプ・アート」の作例のうち最も早いものの一つとされる。