ジョセフ・クリスチャン・ライエンデッカーは、20世紀初頭のアメリカイラストレーターの一人。ポスター、本や広告のイラストでよく知られ、トレードキャラクターはアローカラーマンである。またサタデー・イブニング・ポストの表紙を多く描いた。1896~1950年にかけて、ライエンデッカーは400以上の雑誌の表紙を手掛けた。アメリカンイラストレーションの黄金期の間、サタデー・イブニング・ポストのために322以上を描き、またそのインテリアページのための広告イラストも多数生み出した。ノーマン・ロックウェルが20年後に現れるまでは、1つの出版物と完全に同一視される程だった。現代の雑誌デザインのアイディアの全てはライエンデッカーが実質的に発明したとも言える。