クシナガラあるいはクシナーラーは、古代インドのガナ・サンガ国であったマッラ国の二大中心地のひとつで西の中心地であり、現在のインドのウッタル・プラデーシュ州東端のカシア付近の村。釈尊入滅の地とされ、四大聖地のひとつ。ワーラーナシーの北150kmの地にある。。また、クシナラとも呼ばれる。
死期を悟った釈尊は霊鷲山から生まれ故郷に向う途中にこの地で亡くなる。純陀の供養した「スーカラ・マッダヴァ」を食して激しい下痢を起こしたのが原因とされる。
マハーパリニッバーナ・スッタンタには、このクシナガラで釈尊が涅槃するまでの模様が書かれている。