エルサレム旧市街はイスラエルのエルサレム市中にある旧市街で、面積は0.9km² の区画で、城壁に囲まれている。1860年代までは、この旧市街がエルサレムの全体であった。エルサレムはいくつかの歴史的な宗教における重要な遺跡を含んでいる。ユダヤ教徒にとっての神殿の丘と嘆きの壁、キリスト教徒にとっての聖墳墓教会、ムスリムにとっての岩のドームとアル=アクサー・モスクなどがそれである。
伝統的に、旧市街は19世紀になって導入された4つの区画に分けられている。ムスリム地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、アルメニア人地区である。1981年に世界遺産として登録された。