ウージェーヌ・シュー

1804/01/26~1857/08/03

ウージェーヌ・シューは、19世紀のフランスの小説家。
パリ生まれ。父はナポレオン軍の軍医として知られた。ジョゼフィーヌ皇后が名付け親となったと言われる。のち自身も海軍の軍医として働く。1842-1843年『ジュルナル・デ・デバ』新聞に連載した『パリの秘密』で絶大な人気を博す。これはパリの貧民や下層社会を描いた社会主義的な作品で、当時その人気はアレクサンドル・デュマ・ペールに匹敵した。ほかに『さまよえるユダヤ人』がある。
大衆小説作家とみなされ、その後あまり読まれなくなった。
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