ジェームズ・アール・カーター・ジュニアは、アメリカ合衆国の政治家。同国第39代大統領。短縮形名はジミー・カーター。ジョージア州議会上院議員、第76代ジョージア州知事を歴任し、2002年にノーベル平和賞を受賞した。2021年9月現在は歴代の大統領の中で最長寿の存命者である。長らく南部バプテスト連盟系列の教会の信徒だったが、南部バプテストが神学的、政治的に保守化を強めた事から2000年には脱退し、その後進歩派の新バプテスト連盟、新バプテスト契約の創立者の1人になっている。また大統領候補として初めて「ボーン・アゲイン」を公言し、福音派を自称した。中絶支持にも反対し、福音派の支持を得て1976年アメリカ合衆国大統領選挙に勝利した。タイム誌はこの年を「福音派の年」と呼んだ。