大西洋の戦いは、第二次世界大戦中に大西洋全域で行われた連合国と枢軸国の戦い。1939年にヨーロッパでの戦争勃発と同時に始まり、100以上の輸送船団と約1,000隻の艦船が戦闘に巻き込まれた。1940年6月にイタリアが参戦し、同年中頃から1943年の後期にかけて山場を迎えた。双方で新型兵器の開発と新しい戦術、対抗策が開拓されたため、1945年にナチス・ドイツが降伏するまでの6年の間に渡って戦術的優位は両者間を行き来し、第二次世界大戦を通じて最も長い戦いとなった。
北アメリカや南大西洋からイギリスやロシアに向かう輸送船団をドイツ海軍が阻止しようとしたが、これを見たイギリス海軍は徐々にドイツ海軍を圧倒するようになり、1941年の中期までにドイツ海軍の水上艦を封じ込め、1943年の3月から5月にかけて行われた輸送作戦においてUボートを駆逐した。
なお、「Battle of the Atlantic」は1941年春にイギリスの首相であるチャーチルが名付けた名前であるが、ここでは広義の大西洋の戦いについてとりあげる。