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ジャクソンビル

ジャクソンビルは、アメリカ合衆国フロリダ州北東部に位置する都市。人口は821,784人で同州最大、全米でも第11位である。1968年にデュバル郡と市郡合併した結果、デュバル郡域のほとんどがジャクソンビル市域となり、人口はマイアミ、タンパ、セントピーターズバーグを抜いて州内最大となった。そのため、市域面積は1,962km²におよび、アメリカ合衆国本土48州の都市としては最も広い。しかし、市域内に郊外型の住宅地を広く抱えているため、都市圏はデュバル郡を中心に5郡にまたがっているものの、その人口は1,345,596人で、州内ではマイアミ、タンパ・ベイエリア、オーランドに次いで第4位、全米では第40位の規模にとどまる。この都市圏に2つの小都市圏を加えた広域都市圏の人口は1,470,473人である。
ジャクソンビルとその周辺地域はアメリカ合衆国の中でも最も早くからヨーロッパ人の入植が進んだ地で、ファースト・コーストと呼ばれている。1564年にはフランス人入植者が現在の市北東部、セントジョンズ川の河口付近にカロリーヌ砦を建設した。翌1565年には、スペイン人が約65km南のセントオーガスティンに入植し、カロリーヌ砦のフランス人入植者を滅ぼしてこの地の統治権を得た。やがて独立戦争後の1791年に、セントジョンズ川の渡津にカウフォードという町が創設され、これが今日のジャクソンビルの起源となった。そしてアメリカ合衆国によるフロリダ購入後の1821年に、フロリダの初代郡政府長官を務め、後に第7代大統領になったアンドリュー・ジャクソンにちなんでジャクソンビルと改名された。
ジャクソンビルは19世紀前半から港湾都市として発展してきた。南北戦争後には鉄道交通が発達し、亜熱帯性の温暖な気候もあいまって観光業が、そして20世紀初頭には映画産業が栄えた。市郡合併以降のジャクソンビルは、商港・軍港としてのジャクソンビル港を前面に抱える港湾都市・軍事都市としてのみならず、鉄道および州間高速道路の陸路においても東海岸、メキシコ湾岸、およびフロリダ半島の連節点となる交通の要衝として、また多様化した産業構造に支えられた、サンベルトを代表する経済都市の1つとして高い成長を遂げている。
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