1958年、前身となる旧八幡市の八幡市美術工芸館(のち五市合併に伴い、 北九州市立八幡美術館に改称)が開館し、現在の美術館本館は1974年、西日本における大規模公立美術館の先駆けとして、北九州市戸畑区に開館しました。
設計は建築家・磯崎新 [1931-2022] が手がけ、同年開館の群馬県立近代美術館とともに、磯崎による初期美術館建築の代表作として知られています。 2本の直方体型の筒が、 丘の傾斜面から前方に大きく迫り出した外観が特徴で、一辺9.6mの正方形を基本ユニットとし、それを組み合わせて建築物の形が構成されています。
1987年、同じく磯崎新の設計でアネックス棟を本館に隣接して増設しました。また、2003年には小倉北区の複合文化施設・リバーウォーク北九州内に北九州市立美術館分館が開館、 さらに2013年、 八幡西区に北九州市立美術館黒崎市民ギャラリーを開設しました。
その後、本館は2015年9月から休館し、大規模な改修工事を経て、2017年11月、リニューアルオープンしました。
北九州市立美術館のコレクションは、 八幡市美術工芸館時代から引き継ぎ、半世紀以上かけて蓄積されてきました。その内容は絵画、彫刻、素描、版画など多岐にわたり、現在では国内外の近現代美術を主軸とした約7,700点を所蔵しています。
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