演劇博物館は、1928(昭和3)年10月、坪内逍遙博士が古稀の齢(70歳)に達したのと、その半生を傾倒した「シェークスピヤ全集」全40巻の翻訳が完成したのを記念して、各界有志の協賛により設立されました。以来、日本国内はもとより、世界各地の演劇・映像の貴重な資料を揃えています。錦絵約48,000枚をいちはやく2001年からデジタルアーカイブで公開しているほか、演劇図書約270,000冊を図書室で公開しています。そのほか、19世紀以前の貴重書の大コレクション、衣装・人形・書簡・原稿などの博物資料159,000点のほか、舞台写真、チラシ・プログラムなどの演劇上演資料、視聴覚資料など、およそ百万件にもおよぶ膨大なコレクションは、90年以上培われた“演劇の歴史”そのものといえるでしょう。シェイクスピア時代のロンドンのフォーチュン座を模した建物は、1987年(昭和62年)に新宿区有形文化財に指定されています。
演劇人・映画人ばかりでなく、文学・歴史・服飾・建築をはじめとする様々な分野の研究に貢献するとともに、広く一般に演劇文化を紹介しています。
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