ストリート ビューで見るフェルメールの最も有名な作品

Editorial Feature

作成: Google Arts & Culture

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フェルメールの絵画が収蔵されている美術館に旅立ちましょう

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ヨハネス フェルメールの作品は人々にこよなく愛されており、死後何世紀にもわたってファンを惹きつけています。現在では、フェルメールが残した 36 点の絵画が収蔵されたすべての美術館を訪れるために世界中を旅する熱狂的なファンもいます。

世界各国の美術館を巡るには長い時間がかかりますが、インターネットならクリックするだけでフェルメール作品を求めてオンラインの旅に出ることができます。ここでは、ストリート ビューを使用して美術館を訪れ、実際にフェルメールの作品がギャラリーに飾られた様子を見学することができます。早速、ストリート ビューを使ってみましょう。

アムステルダム国立美術館、アムステルダム


アムステルダム国立美術館には数多くの芸術作品および歴史作品が収蔵されており、13 世紀から今日までの 100 万点の収蔵作品のうち 8,000 点を展示しています。コレクションの中にはレンブラントやフランス ハルス、そしてもちろんフェルメールの名作も含まれています。アムステルダム国立美術館は『恋文』(1669~1670 年)、『小路』(1657~1658 年)、『青衣の女』(1663~1664 年)、『牛乳を注ぐ女』(1657~1658 年)の 4 点のフェルメール作品を所蔵しています。

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フリック コレクション、ニューヨーク


フリック コレクション(ニューヨーク)には、『士官と笑う娘』(1655~1660 年)、『中断された音楽の稽古』(1660~1661 年)、『婦人と召使』(1666~1667 年)が収蔵されています。ヘンリー クレイ フリックは 1901 年から 1919 年の間に、フェルメールの手による優れた風俗画を購入しました。

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ケンウッド ハウス、ロンドン


ケンウッド ハウス(ロンドン)には、フェルメールの『ギターを弾く女』(1672 年)が展示されています。1974 年、この作品はハムステッド ヒースにあるケンウッド ハウスで盗難に遭いましたが、ほどなくして額縁だけが約 1.5 キロほど離れたところで発見されました。ガラスが割られ額縁の一部にも損傷があったため絵画自体も傷を受けたのではないかと懸念されましたが、4 か月後、ロンドンの金融街にあるセント バーソロミュー ザ グレートの墓地でスコットランド ヤードによって回収されました。絵画には多少の湿気が残っていましたが、幸いにもそれ以外の損傷は受けていませんでした。

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ナショナル ギャラリー、ロンドン


ナショナル ギャラリー(ロンドン)には、フェルメールの 2 点の絵画、『ヴァージナルの前に立つ女』(1670~1672 年)と『ヴァージナルの前に座る女』(1670~1672 年)が収められています。2013 年には、ケンウッド ハウスから貸し出されたフェルメール作品『ギターを弾く女』とともにこの 2 点の絵画が展示されました。

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絵画館、ベルリン


1830 年に開館したにある絵画館(ドイツ、ベルリン)は、13 世紀から 18 世紀にかけての世界を代表するヨーロッパ絵画のコレクションを収蔵しています。絵画館のコレクションには、フェルメールの 2 つの作品『紳士とワインを飲む女』(1660 年)、『真珠の首飾りの女』(1662~1664 年)を含む、数多くの名画が含まれています。2018 年には、上野の森美術館(東京)のフェルメール展『Making the Difference: Vermeer and The Dutch Art』に、この 2 点の絵画を貸し出しました。

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マウリッツハイス美術館、ハーグ


マウリッツハイス美術館(ハーグ)は、3 点のフェルメール作品を含む、オランダの黄金時代における優れた絵画コレクションを所蔵しています。マウリッツハイスには『ディアナとニンフたち』(1653~1654 年)、『デルフトの眺望』(1660~1661 年)、そして世界的に有名な『真珠の耳飾りの少女』(1665 年)が収蔵されています。この絵画は、1881 年にハーグのベンドゥハイス デル ノタリセンで開催されたオークションで出品される以前は、世に知られていませんでした。美術収集家の A. A. デ トンブは、わずか 2 ギルダーと手数料 30 セントでこの絵を購入しました。デ トンブが 1902 年 12 月 16 日に死亡した際、『真珠の耳飾りの少女』を含む 12 点の絵画をマウリッツハイスに寄贈していたことが明らかになりました。

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メトロポリタン美術館、ニューヨーク


存在するフェルメールの 36 点の絵画のうち 5 つの作品はメトロポリタン美術館(ニューヨーク)が所蔵しており、他の美術館よりも多い点数を誇ります。メトロポリタン美術館には『眠る女』(1657 年)、『リュートを調弦する女』(1662~1663 年)、『水差しを持つ女』(1660~1662 年)、『少女』(1665~1667 年)、そして『信仰の寓意』(1670~1672 年)が収蔵されており、以下ではすべての作品を鑑賞することができます。

View of The Met's five Vermeers as installed in gallery 630(1568–1648)The Metropolitan Museum of Art

シュテーデル美術館、フランクフルト


フェルメールの『地理学者』(1668~1669 年)は、シュテーデル美術館(ドイツ、フランクフルト)のコレクションに収められています。この絵画は、類似点の多いフェルメールの別作品である『天文学者』(1668 年)との関連性が指摘されています。実際のところ、対となる絵画(1 組として描かれた 2 点の絵画で、関連する題材をテーマとする)であると考えられています。2017 年の調査によって、2 つの作品のキャンバスは同じ素材が使用されていることがわかっています。

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ロイヤル コレクション トラスト、ロンドン


『音楽の稽古』(1670~1672 年)は、署名の読み誤りにより、フランス ファン ミーリスの作品として 1762 年にロイヤル コレクションに収蔵されました。フェルメールの名は、1866 年にテオフィル トレによって特定されるまで出てこなかったのです。この絵は、ロイヤル コレクションに収蔵される以前に、所有者が 5 人ほどいました。

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スコットランド国立美術館、エディンバラ


『マリアとマルタの家のキリスト』(1654~1656 年)は、現在スコットランド国立美術館(スコットランド、エディンバラ)のコレクションに含まれています。フェルメールが残した最も大きく最も初期の作品の 1 つです。聖書の主題を扱った唯一の作品としても知られています。他の作品にはないサイズや主題から、特別な依頼を受けて作成した作品であったと推察されています。

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ヘルツォーク アントン ウルリッヒ公爵美術館、ブラウンシュヴァイク


1754 年に創立されたドイツのヘルツォーク アントン ウルリッヒ公爵美術館はヨーロッパで最も古い美術館の 1 つで、西洋の巨匠たちの手による重要な絵画コレクションが収蔵されています。フェルメールの 1 点の絵画を含む珍しい作品は、レンブラント、ヴァン ダイク、ルーベンスといった魅力的な作品群の中で異彩を放っています。室内の場面を描いた数多くの作品の 1 つ、『ワイングラスを持つ娘』(1658~1660 年)には、上流階級の人々の人生が描れています。

提供: 全展示アイテム
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