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「托鉢」とは信者の家々を巡って最低限の食物を請うことにより、信者に功徳を施させる修行の1つ。長い杖を右手に持った僧侶を先頭に、墨染めの衣を着て鉢を持った僧侶たちが列をなして、信者のもとへ行く途中でしょうか。2列に整然と並んでいるようですが、途中3列になっていたり、談笑しているような僧侶もいて、和気藹々と楽しそうです。若冲の描く人物図は極端に少なく、得意でなかったと推定されています。しかしながら、この絵では簡潔でありながらも、ひとりひとり異なる表情に描き分けていることがわかります。
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