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銘の出典は、『望湖棲醉書五絶 其ニ』蘇軾。手捏ねという樂茶碗の基本的な造形要素を強く打ち出す手法を用いている。全体に薄造りの沓形茶碗。総体に黄土を化粧掛けし、口縁部から胴に掛けた一筋の緑と黒の釉の艶やかさが印象的な景色を成している。削り出し高台内部に当代の樂印を捺している。「夜の航海」シリーズの1点。
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