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銘の出典は、蘇東坡詩選『梅花二首』蘇軾。「的皪たる梅花 草棘の間」。手捏ねという、樂茶碗の基本的な造形要素を強く打ち出す手法を用いている。全体に掛けている透明釉を基調に、銅釉、黒釉、緑釉などを用いて多彩で印象的な景色を生み出している。草茂るところに白さを誇る梅の花を想わせる釉景が琳派的である。大きめの削り出し高台内部に当代の樂印を捺している。「破の守」シリーズの1点。
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