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七字一行書「道人日用只如斯」

玄透即中1803

駒澤大学禅文化歴史博物館

駒澤大学禅文化歴史博物館
世田谷区, 日本

玄透即中(1729~1807)は、江戸後期の曹洞宗の禅僧。空華庵・断索道人・玄野翁等と号す。頑極官慶の法を嗣ぎ、美濃の善応寺11世、摂津の仏眼寺6世、備中の円通寺11世、武蔵の龍穏寺47世等を経て、寛政7(1795)年に永平寺50世となる。翌8年洞宗宏振禅師の勅号を賜わる。月舟宗胡・卍山道白・面山瑞方と受け継がれた古規復古を継承し、生涯を道元への復古および永平寺の復興を目指した。また永平寺在住中は、享和2(1802)年の高祖道元五五〇回大遠忌に当たりその厳修に尽力するとともに、『彫刻正法眼蔵』九五巻の版行にも努めた。今日の永平寺の基礎を確立し、永平寺中興の祖と称される。
「道人日用只如斯」「坐看雲起時」「百花春至為誰開」「与君同唱太平歌」は署名等から永平寺時代(1795~1806)の書であり、年齢の表記から「道人日用只如斯」は享和3(1803)年、「坐看雲起時」は文化2(1805)年の書であることがわかる。

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  • タイトル: 七字一行書「道人日用只如斯」
  • 作成者: 玄透即中
  • 作成日: 1803
  • 実際のサイズ: 総丈H185.4×W44.5本紙H126.7×W29.1
  • 媒体/技法: 墨書
駒澤大学禅文化歴史博物館

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