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春眠

速水御舟1921

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

上空にかかる白い靄が早春の冷気を感じさせます。太陽の穏やかな光が徐々に満ちてゆく中で、身体を丸くして安らかに眠っているネコの姿が愛らしい作品です。この作品の魅力は、春たけなわの華やかさではなく、新芽を宿したばかりのツツジと、いまだ眠りから覚めないネコを描くことで、内に秘めた生命力と、来たる季節を予感させるところにあります。御舟の鋭い感覚と発想が見事に響き合った作品です。速水御舟(1894-1935)は東京に生まれた画家です。41歳という若さで亡くなるまで、作風を変遷させながら常に新しい境地を目指しました。

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  • タイトル: 春眠
  • 作成者: 速水御舟
  • 作成日: 1921
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 140.70, 横 51.00 cm
  • タイプ: 軸装
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 絹本着色
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 絹本
福田美術館

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