次の場所
関連コンテンツを見る
白磁にも似た柔らかな輝きを帯びた白い肌は、イタボ牡蠣を精製し粉末状にした胡粉と呼ばれる顔料を塗り重ねることで生まれます。この胡粉を作る職人は現在京都でわずか2件。近年は上質なイタボ牡蠣が取れなくなってきたため帆立貝を用いることもあります。
胡粉塗りには、地塗り、中塗り、上塗りの3工程があります。地塗りでは、濃い膠液で溶いた胡粉を全体に3〜4回ほど塗り、和紙を張ったのちさらに塗り重ねて乾かします。
美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます