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露潤

速水御舟1932

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

黄蜀葵の花は朝開き、夕刻には早くもしおれて落ちてしまいますが、この絵では上へ伸びた茎に数々の蕾が膨らみ、花の後に実が育っていく様子も描かれています。当初、黄蜀葵のみで制作を進めていた御舟が構図を物足りなく感じ、円山応挙の絵にある蝶にヒントを得て、黒い揚羽蝶を描き加えたといわれています。夏の早朝にのみ見られる、黄蜀葵と蝶が生き生きと共存する光景を描き、「露潤」と題したところに御舟の創意が光る作品です。

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  • タイトル: 露潤
  • 作成者: 速水御舟
  • 作成日: 1932
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 124.00, 横 45.00 cm
  • タイプ: 軸装
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 本着色
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 紙本
福田美術館

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