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深々と降る雪に被われ、辺りは一面銀世界である。蓑と笠で体を覆うのは農民、合羽と笠で体を覆っているのは旅人、傘をすぼめて杖をついているのは座頭だろう。気候の温暖な蒲原ではこのような光景はめったに見られなく、この図の場所は現在でも確認できていない。しかし、この作品は広重の画業の中でも名品として知られている。広重はこの揃い物を制作するに当たって風景の中に春夏秋冬の四季や、風、雨、雪などの天候を入れることにより変化に富んだ作品に仕上げたのだろう。
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