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為霖道霈(1615~1702)は清代前期の曹洞禅僧。中国の鼓山(福建省)に住し、鼓山系という曹洞宗の一派を形成した。日本への渡来歴はないが、為霖の墨蹟は日本で大いに受け入れられた。東京都港区泉岳寺中門の「萬松山」や長崎晧臺寺山門の「晧臺禅寺」等の額字を揮毫しており、日本への影響や交流の深さを示している。本墨蹟は、中国禅宗の三祖僧璨(?~606)が著した『信心銘』(禅宗の初祖達磨の禅の宗旨を、僧璨が四言一四六句の韻文形式で詠みあげたもの)より三句目と四句目を書したもの。
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