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浮世絵の中には、浴衣を着た姿の人々が描かれることもあります。こちらは、江戸時代末に人気のあった歌舞伎役者が浴衣姿で描かれています。役名から歌舞伎役者を「雁金五人男」に当て込んでいることがわかります。それぞれの浴衣には雁、雷文、龍、獅子などが大きく染め抜かれていて、藍と白のコントラストが印象的です。左から、極印仙右衛門・河原崎権十郎、布袋市右衛門・市川市蔵、安の平兵衛・市村羽左衛門、雷庄九郎・中村芝翫、雁がね文七・沢村田之助。(テキスト・加茂瑞穂)
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