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花見

西山翠嶂

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

桜が咲き誇る道にはのれんや提灯が揺れる茶店が立ち並び、花見客が行き交っています。春の陽気は心地よいものですが、そろそろ日射しが強まり、紫外線が気になり始める頃。会話を交わしながら通り過ぎる後ろ姿の女性二人連れも、向かいから歩いて来る、大きな目がよく似た姉妹も、そして弟を抱き上げた父親に寄り添う少女も持っているのが日傘。どれも昔ながらの和ではなく、洋傘です。ちょうどこの作品が描かれた、明治40年代には国内で生産が進み、一般に普及していました。当時最先端のハイカラな日傘や、盛りの桜に似つかわしいようなお洒落なファッションからは、女性たちの華やいだ気持ちが伝わってくるようです。

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  • タイトル: 花見
  • 作成者: 西山翠嶂
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 170.00, 横 189.00 cm
  • タイプ: 屏風
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 絹本着色金銀泥
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 絹本
福田美術館

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