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19世紀のものと考えられている御殿絣の見本帖。絣はインドで発祥し、東南アジアから日本に伝播したといわれています。古くは正倉院御物にも見られる絣織物ですが、室町時代(1336-1573)には能装束、また江戸時代(1603-1868)には武家装束の地模様や、武家や公家の御殿で働く女中たちの衣装などに使われており御殿絣とよばれました。これらは西陣でつくられていたと考えられています。 昭和初期には絣御召(かすりおめし)が流行し、これが現在の西陣絣へとつながっています。
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