読み込んでいます

柔らかな中に硬く

ワシリー・カンディンスキー1927/1927

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

20世紀抽象絵画の創始者の一人であるワシリー・カンディンスキーは、1866年にロシアモスクワに生まれた。モスクワ大学で法学と経済学を専攻するが、フランス美術展で見たクロード・モネの《積み藁》に衝撃を受けて、画家の道を志す。初期の作品には、ロシア象徴主義とドイツ分離派の影響が強く現れている。1912年クレーらとグループ「青騎士」を結成。1922〜33年バウハウスで教鞭を取るも、ナチスの迫害を逃れパリに亡命する。晩年に至るまで、抽象絵画のさまざまな可能性を探求し続けた。

バウハウス時代の作品には、水平・垂直・斜線に、正円と三角形のような幾何学的な形態を組み合わせた緊張感のある作風が多くみられる。本作は、バウハウスがデッサウに移転した頃の作品で、円を主役にした画面構成がこの頃の特徴になっている。

一部のみ表示もっと見る
セゾン現代美術館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り