生かつおを3枚に下ろしたものを亀節、大きいものはさらに縦に2つに分けたものを雌節(腹)雄節(背)の本節といい、煮熟(シャジュク・・・ゆでる)したのちに皮むき・骨抜きする(なまり節)。次にゆっくりと煙で燻しながら亀節で8日、本節で10日から15日かけて乾かします。この焙乾(バイカン)したものを荒節といいます。さらにカビ付けを行います。カビが生えてきたら落とし、またカビを付けることを4から6回繰り返し7,8週間かけて熟成させます。このカビ付けにより、節の中の脂肪分が減り、燻煙臭がマイルドになり香味が加わった本枯節ができます。