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元々は端午の節句に邪気や疫病を払うために作られました。薬草や香料などが入っている玉の周りを造花が飾ります。雲上流の薬玉には「真、行、草」の3種類があります。一年十二ヵ月を代表する六色二組の絹紐を薬玉の下に垂らしています。「草」の薬玉は民間用です。真、行とは大きく形が異なります。主役であるはずの薬玉は造花の玉の中に隠れています。
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