現代日本を代表する美術家・批評家。1955年東京都生まれ。多摩美術大学中退。1981年 の初個展に出品した「あかさかみつけ」シリーズにより注目を集める。1982年「第12回パリビエンナーレ」(パリ市立近代美術館)に出品。1986年Asian Cultural Council の奨学金を受け渡米。2002年「ヴェネチア・ビエンナーレ第8回建築展」で日本館のディレクターを務める。2007年には、現代舞踏家トリシャ・ブラウンとダンス作品を共同制作する他、その活動は、絵画・立体制作、アースワーク、建築設計、美術批評等多岐にわたる。
1990年頃より、岡崎の作品に、長い文章がタイトルとなる作品が登場する。作品タイトルの各文章は、同時に複数のストーリーに属しており、幾つものストーリーが平行して展開されている。このタイトルの文章は絵画とも平行しており、絵画自体がタイトルと同じ規則によって生成されている。