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ラ、ラ、ラ(RE50)

イヴ・クライン1958/1958

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

ヌーヴォー・レアリスムの代表的な美術家。1928年フランスのニースに生まれる。1947年より警察の柔道教室に通い始め、1952年に来日した際に日本に1年間滞在し、講道館で柔道四段の免許を取得した。1957年、ギャラリー・アポリネール(ミラノ)において、青一色のモノクロームの絵画だけを集めた「青の時代展」を開催。この時の展示作品に使われた顔料を「インターナショナル・クライン・ブルー」(International Klein Blue, IKB)と命名し、特許を取得する。1958年にはイリス・クレール・ギャラリー(パリ)の内部を白く塗った「空虚」展を開催。1960年美術評論家・ピエール・レスタニーによって「ヌーヴォー・レアリスム」の宣言書が発表され、クラインはその運動の中心的存在として活躍する。また、同年アンテルナショナル・ダール・コンタンポラン・ギャラリー(パリ)にて、「人体測定」のパフォーマンスを行なう。1962年心臓発作により他界する。その生涯はわずか34年あまりだったが、20世紀のアートシーンに大きな足跡を残した。
本作の月面を思わせるような凹凸部分は、IKBを染み込ませた海綿によって作られている。青一色で覆われたレリーフからは、見る者を無限の宇宙へ誘うかのような深い精神性を感じ取ることができる。

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