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戸次道雪が城督をつとめ、闇千代が譲り受け、さらに立花宗茂が守った、藩祖ゆかりの城跡を、柳川藩御用絵師の梅沢晴峩(?〜1864)が描く。賛は幕末期の日出藩儒学者・帆足万里によるが、晴峩は天保10年、藩祖道雪の事績調査に画工として加わり、さらに同12年正月、帆足万里を訪ねたことが知られており、この訪問時の着賛と考えられる。晴峩得意の、上品で落ち着いた色調のやまと絵風山水図である。
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