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山頭翠明

速水御舟1915

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

速水御舟(1894~1935)は東京生まれ。わずか40年の生涯において、同じ画家とは思えないほど多彩な画風を発揮しました。本作では何枚もの紙を継いた大画面を活かし、大きな山を余すところなく描いています。「山頭に翠明らかなり」と名付けられた通り、暗く大きな墨の山には青々とした木々が、細やかな点を連ねて表され、一部に丹朱という赤い顔料を用いることにより、緑樹から紅葉へと移ろう季節感を捉えています。下方では朝の冷え込みにより真っ白な煙霧が生まれています。自然の美が見事に表現された本作は、21才の御舟が初めて挑んだ大作で,再興第二回日本美術展覧会へ出品されました。

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  • タイトル: 山頭翠明
  • 作成者: 速水御舟
  • 作成日: 1915
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 267.70, 横 174.40 cm
  • タイプ: 軸装
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 本着色
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 紙本
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