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網膜 #9(ブラウン・ヘッド)

大竹伸朗1988/1990

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

日本を代表する現代美術家。1955年東京都に生まれる。1977、78年にかけてロンドン滞在。1980年武蔵野美術大学卒業。1982年初個展を開催。日本のニューペインティングの旗手として注目を集める。その後は、廃材を集めたコラージュやオブジェ等の制作に取り組む。アートのみならず、デザイン、音楽、著述の分野での活躍も注目されるようになる。1988年に愛媛県宇和島市に制作拠点を移す。1995年ヤマタカEYEとユニット「パズルパンクス」を結成。2006年「大竹伸朗 全景 1955-2006」展(東京都現代美術館)を開催。2012年「ドクメンタ13」(カッセルドイツ)、2013年「第55回ヴェネチア・ビエンナーレ」(イタリア)に出品。その活動は、アートの枠を超えて、若者を中心に国内外の幅広い層からの支持を獲得している。

シュルレアリストやカラーフィールド・ペインティングの画家たちの手付きを想像しながら、本作に向き合ったところで、製作者の手つきを追体験することはできない。抽象絵画のように見えるこのイメージは、絵具によって描かれたものではなく、ポラロイドのフィルムが像を生み出す仕組みをコントロールして現出させたイメージだからである。このプラスチック樹脂で覆われた光沢のあるマチエールが、「網膜」シリーズの最大の特徴である。

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  • タイトル: 網膜 #9(ブラウン・ヘッド)
  • 作成者: 大竹 伸朗
  • 作成日: 1988/1990
  • 実際のサイズ: 292.0×218.0
  • タイプ: Painting
  • 権利: © Shinro Otake
  • 媒体/技法: 写真テープ、プラスティック樹脂木製パネル
セゾン現代美術館

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