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好雨帰帆図

都路華香1919

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

この機を逃すまいと大きく張られた船の帆が印象的な作品です。雨はときに航海の妨げにもなりますが、気温を下げ、風を呼びます。風に乗って帰路につく船乗りたちには、雨さえも好ましく思えたことでしょう。左上から右下へ勢いよく引かれた強い雨風を表す筆致や、風を孕んで張り詰める帆の大胆な刷毛の動きが、この作品に迫力をもたらしています。紙ににじみ止めを施さず、墨のにじみや擦れを活かして描いています。筆の動きがそのまま作品の出来を左右する難しい描き方です。

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  • タイトル: 好雨帰帆図
  • 作成者: 都路華香
  • 作成日: 1919
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 183.40, 横 94.00 cm
  • タイプ: 額装
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 本墨画
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 紙本
福田美術館

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