読み込んでいます

ヤマナメクジと月

鴻池 朋子2015/2015

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

日本の現代美術家。1960年秋田県に生まれる。1985年に東京芸術大学を卒業。1998年より絵画、彫刻、ヴィデオ、インスタレーションなど様々なメディアを用いて、現代の神話を作品化してきた。大原美術館(岡山)や東京オペラシティアートギャラリーで個展を開催。広州トリエンナーレ(中国)など国際美術展にも出品し、国内外で高い評価を得ている。2011年の東日本大震災以降、人間と自然の関係性において葛藤があり、それまでの制作を一旦中止し、民俗学や人類学、考古学の分野の研究者と対談やコラボレーションを重ねる。近年では、個展「根源的暴力」(神奈川県民ホール、群馬県立近代美術館ほか)を開催、現在は、アートが人間のためだけではなく、動物や自然や人間以外に向かっても開かれていくよう考察し、制作発表を続けている。

タイトルにあるヤマナメクジは、山間部の森林のような環境に生息する生き物である。殻を手放したカタツムリの進化形がナメクジにあたるが、本作では、殻の代わりに背中に月を背負っている。色鮮やかな牛革をまとった巨大なヤマナメクジは、太古の昔より山の守護神として存在してきたかのようだ。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: ヤマナメクジと月
  • 作成者: 鴻池 朋子
  • 作成日: 2015/2015
  • 実際のサイズ: 410.0×90.0×270.0
  • タイプ: Art work
  • 権利: © Tomoko Konoike
  • 媒体/技法: 牛革、ミクストメディア
セゾン現代美術館

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り