読み込んでいます

駅路の春 - 右隻

木島桜谷

福田美術館

福田美術館
京都, 日本

木島櫻谷(1877-1938)は京都に生まれ、京都で活躍した日本画家。画面左側の太い幹は桜の木で、花そのものは描かれていませんが、地面に散り敷く花弁が満開の様子を想像させます。茶店では、幕を廻らし、武家の一行が休息中です。そこから離れて、馬方はひとり腰を下ろし、飼い葉桶の草を食む黒い馬を気に掛けています。春の息吹を感じ取ろうと、地面に顔を寄せる白い馬の伏せた目が実に優しく描かれています。この作品は金箔を画面の裏に貼った「裏箔」という手法を使っており、絹目を通り抜けた輝きは淡く、やわらかな陽光を表すのにふさわしいといえるでしょう。

一部のみ表示もっと見る
  • タイトル: 駅路の春 - 右隻
  • 作成者: 木島櫻谷
  • 作成日: 1913
  • 作成場所: Japan
  • 実際のサイズ: 縦 170.00, 横 375.00 cm
  • タイプ: 屏風
  • 出典: Fukuda Art Museum, Arashiyama, Kyoto, Japan
  • 媒体/技法: 絹本着色金銀泥
  • アートのジャンル: 日本画
  • アートの形態: 絵画
  • 支持体: 絹本
福田美術館

その他のアイテム

アプリをインストール

美術館を探索し、Art Transfer、Pocket Gallery、Art Selfie などで芸術作品をお楽しみいただけます

ホーム
発見
プレイ
現在地周辺
お気に入り