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染め上げた糸は糊付けし、経台(へだい)にかけていきます。今までに織り上げられた布の小片を張り込んだ「縞帳」や、見本となる布を参考にしながら、織り手の好みと工夫で糸を順番に色ごとにかけ、縞を立てていきます。38㎝の着尺幅には560本の糸が必要です。これが機(はた)では経糸(たていと)となり、丹波布独特の縞模様を構成します。
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