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夏のバカンス

菅井汲1965/1965

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

戦後まもなく、パリを拠点に活躍した日本の現代美術家。1919年神戸生まれ、商業デザインの仕事に従事しながら、絵画を学ぶ。1952年パリへ渡り、アンフォルメル風の重厚なマチエールで、力強い象形文字のような作品を手掛ける。その後、明るい色調の記号化された色面構成的な絵画を制作するようになり、70年代になると、円と直線による幾何学的なイメージの傾向が強くなっていく。80年代から晩年においては、菅井のイニシャルであり、道路の連続カーブを想起させる「S」をモチーフにしたシリーズを制作した。一つの様式に留まることなく、生涯を通じて、新しい絵画を求め続けた画家である。

本作は、60年代に入って制作された「オート・ルート」シリーズからの1点。これまでの作品に見られた物質感の強いマチエールや筆触は姿を消し、明るい色彩の有機的なフォルムによるダイナミックな抽象表現が同シリーズの特徴である。

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  • タイトル: 夏のバカンス
  • 作成者: 菅井 汲
  • 作成日: 1965/1965
  • 実際のサイズ: 250.0×240.0
  • タイプ: Painting
  • 権利: © Kiyoko Kawamoto
  • 媒体/技法: 油彩、カンヴァス
セゾン現代美術館

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