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葛籠は「衣服を入れる、アオツヅラの蔓で編んだかご(広辞苑)」とされています。昔話の舌切雀には軽い葛籠と重い葛籠を選ばせるくだりがあるように、葛籠はかつて日用必需品であったのです。水口宿における葛籠の初出は慶長7年(1602)作成の検地帳の「つつら町」の記載です。その時点ですでに葛籠細工の生産が行われていた上、水口宿を代表とする主要な産物の一つであった可能性があります。
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