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無題

山本 富章1983/1983

セゾン現代美術館

セゾン現代美術館
軽井沢町, 日本

日本の現代美術家。1949年愛知県生まれ。70年代より画家として活動をはじめる。1976年愛知県立芸術大学院を修了後、ヨーロッパを旅行した際に出会った古代ギリシャの建造物の建築美に魅了される。その影響により自身の絵画制作にも建築的要素が取り込まれるようになる。’70年代はレリーフ絵画を制作するも、'80年代半ばには、絵画の概念を超えた構築的な立体作品を手掛けるようになる。ギャラリーでの個展、美術館のグループ展に出品を重ね、1989年には「アゲンスト・ネイチャー」展(サンフランシスコ近代美術館他)等の国際的な展覧会にも出品するようになり、現在に至るまで国内外で制作発表を続けている。

本作でも見られるように、山本の作品の最大の特徴は、飛沫のように飛び散った斑点状の色彩にある。赤、金、緑、青と白、黒に限定されている山本作品の色彩は、何層にも重ねられることで強烈なまでの発色を見せている。本作で採用されている横長画面のシンメトリーの構造は、祭壇画に見られるような崇高性を感じさせる。

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  • タイトル: 無題
  • 作成者: 山本 富章
  • 作成日: 1983/1983
  • 実際のサイズ: 200.0×475.0
  • タイプ: Painting
  • 権利: © Tomiaki Yamamoto
  • 媒体/技法: ミクストメディア、板
セゾン現代美術館

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