サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街

18の広場、通り、庭園を通じて、巡礼の道の最終地点を訪れましょう。

the Cathedral of Santiago of Compostela(1075)Regional Government of Galicia

巡礼の経験は、サンティアゴ・デ・コンポステーラでクライマックスを迎えます。中世以来最も重要なヨーロッパの巡礼の道の目的地は、国際的な、美しく活気のある町です。

Cervantes Square in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

その中で、精神的な重要性は、建築的な完全性、町の美しさと組み合わされています。これは、1985年にUNESCOにより世界遺産に指定されました。

San Martiño Square in Santiago de Compostela(1590)Regional Government of Galicia

通り、広場、公園、庭園を歩くと、巡礼の道を通じ、中世ヨーロッパに影響を与え、その建築がイベリア半島の北西全体に深い痕跡を残した、町の過去と現在をよりよく理解することができます。

Porta da Pena street in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

6本の通り

旧市街にたどり着く3つの通りと、旧市街を通る、神秘的な3つの通り。

Peregrinos en la calle de San Pedro, en Santiago de Compostela(2021)出典: Axencia Turismo de Galicia

サン・ペドロ通り

フランス人の道、原始の道、北の道から、この町に到着する時、この通りを通過します。この通りは、賑やかな地区の中心で、最も革新的な、クリエイティブな文化プロジェクトが、伝統的な地区の伝統的な商売、コミュニティー生活と共存しています。

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サール通り

サール地区は、銀の道、冬の道の巡礼者を迎え入れる、最初の地区です。その中心にある通りには、サンタ・マリア・デ・サール教会があります。完全に傾斜した壁と柱を備えた、ヨーロッパのロマネスク様式の宝石であるこの建物は、大聖堂の数十年前に国定記念物に指定されました。

Porta da Pena street in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

ポルタ・ダ・ペナ通り

イギリス人の道からの町への入り口は、中世の壁の古い門の内の1つの名前が付けられています。学生向けの宿泊施設の大部分は、20世紀後半まで、この通りとこの通りに平行した通りにありました。この通りの多くの建物には、内部に小さい庭があり、それは、かつて、家庭菜園だった場所です。

Rúa do Franco in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

フランコ通り

この通りは、スペインで最も有名な通りの1つで、中世からここに定着した、フランス人の宿屋や商人から名前が付けられたのかもしれません。今日まで、その国際色豊かな雰囲気を維持しています。この通りと、隣のライニャ通りには、町で最も有名なレストランや食堂のいくつかがあります。

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ノバ通り

商店と劇場のあるこの通りは、旧市街で最も真っすぐな通りで、サンティアゴで最も有名な風景がここにあります。それは、ソポルタレスと呼ばれる柱が並ぶ道です。「ノバ」(新しい)と呼ばれる理由は、12世紀に、ディエゴ・ヘルミレス大司教によって設立され、大聖堂の律修司祭達が市内に住居を設けらるようになったからです。

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プレグントイロ通り

コンポステーラに住む人々の大半は、オ・プレグントイロ通りがある通りの軸に沿って、旧市街を北から南に通ります。この通りでは、観光客の多いフランコ通りとは異なり、町の人々の生活を実際に見ることができます。

Praza do Obradoiro in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

9つの広場

コンポステーラは沢山の表情を持つ町で、象徴的な広場でその様子が分かります。

Plaza de O Obradoiro, en Santiago de Compostela(2021)出典: Axencia Turismo de Galicia

オブラドイロ広場: 4つのファサードにより町が定義されています

大聖堂のバロック様式のファサードは、精神性を意味します。パソ・デ・ラショイのファサードは、新古典主義建築で、行政(市役所、ガリシア州政府本部)の役割です。パソ・デ・サン・シェロームのファサードは、中世の柱廊玄関を備えており、知識を意味します(大学総長本部)。王立病院のファサードは、その上品なルネッサンス様式の横顔が、巡礼の道のおもてなしを意味します。

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プラテリアス広場

大聖堂を囲む広場の2番目の広場は、石で作られた、素晴らしい劇場の舞台です。これは、保存されている、唯一のロマネスク様式の教会の南側のファサードのアトリウムの役割を果たします。中央に馬の噴水があり、広場は、司教座聖堂参事会館のバロック様式のファサードで終わります。これは、奥行わずか3メートルの本物の石のカーテンです。

Plaza de A Quintana in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

キンタナ広場

地味ですが同時に温かみのある、広場の2つの部分は、2つの世界を呼び起こします。ラ・バハと呼ばれる下の部分、キンタナ・ドス・モルトスには、墓地がありました。反対側、ラ・アルタ、上の部分は、キンタナ・ドス・ビボスと呼ばれています。それらは、階段で繋がっており、この階段で、人々は普段、休憩したり、聖年にのみ開く、ポルタ・サンタの独特の景色を眺めたり、ベレンゲラ塔の鐘の音を聴いたりします。

Monastery of San Martiño Pinario(1590)Regional Government of Galicia

インマクラーダ広場

大聖堂を囲む4番目の広場は北にあり、アサバチェの彫刻を専門とする工房が先祖代々存在していたことから、アサバチェリアとも呼ばれています。アサバチェは巡礼の道と密接に関連しています。ここでは、ガリシア最大の修道院である、サン・マルティニョ・ピナリオ修道院のファサードの1つを眺めることができます。

Fonseca Square in Santiago de Compostela(1544)Regional Government of Galicia

フォンセカ広場

この魅力的な庭のあるオアシスでは、椿が有名ですが、これは、ガリシアで長い伝統を持つ日本の木です。広場は、フォンセカ宮殿に面しています。この素晴らしいルネッサンス様式の建物では、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の研究が16世紀に統一されました。1495年に設立されたこの大学は、スペイン最古の大学の1つです。

Cervantes Square in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

セルバンテス広場

キホーテの作者の胸像がこの広場に置かれており、ここは、近隣の住民、観光客、巡礼者でごった返しています。中世には、公共広場および市場として機能し、近世では、死刑執行場所、市庁舎本部でした。元々の名称、カンポ広場という名前は、最初の市の壁の外にあったことを思い出させます。

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オリベイラ広場

この小さな広場は、コンポステーラの旧市街のもう1つの素晴らしさを表しています。混雑した場所の喧騒から離れた、隠れた片隅です。オリベイラ広場、サエ・セ・ポデス通り(「できるなら出て行ってください」)、またはシェルサレム通りは、直感に従って進む訪問者にとって小さな驚きです。

Plaza de Mazarelos, en Santiago de Compostela(2021)出典: Axencia Turismo de Galicia

マサレロス広場

大学の歴史的な建造物の一部は、旧市街にあります。この広場とその周辺では、大学の雰囲気が何世紀にもわたって息づいています。哲学部、史学部、学生が頻繁に訪れるバルは、広場の風景の一部です。南側には、古い壁に残っている唯一のアーチがあります。

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サント・アゴスティーニョ

広場は、サン・アグスティン教会に寄りかかっていて、この教会は、15世紀に雷で倒されたため塔が1つ足りません。この地域の生産者の八百屋の屋台は、活気のあるアバストス広場から広がっています。アバストス広場は、現在、市内で2番目の観光名所です。その新鮮な製品は、豊かな地元の美食を支える基本です。

Paseo da Alameda(2013)出典: Axencia Turismo de Galicia

3つの広場

コンポステーラはスペインで最大の造園面積を持つ都市の1つで、自然が歴史と対話する都市でもあります。

the Cathedral of Santiago of Compostela(1075)Regional Government of Galicia

アラメダ広場

コンポステーラの人々にとって、巨大な木でいっぱいの、この19世紀の庭園はリラックスできる場所であり、アラメダ通り、サンタ・スサナのカルバジェイラ(「桧林」)、フェラドゥラ通りの3つの異なる部分に分かれています。後者では、大聖堂と旧市街の最も有名な景色を見ることが出来ます。

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ボナバル広場

90年代初頭、ガリシア出身のイサベル・アギレと、隣接するガリシア現代美術センター(CGAC)の責任者であるポルトガル人アルバロ・シザが、サン・ドミンゴス・デ・ボナバル修道院の古い農場と墓地に、この公園を設計しました。起伏のある斜面、幾何学、チリダによる彫刻、水の音が公園を形作っています。

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ベルビス公園

ベルビス修道院と旧市街を隔てていた、かつての牧草地に、この様々な用途の公園が作られました。その空間は、休憩するために、ここに集まるコンポステーラ市民や大学生と一緒になって、観光の事を少し忘れて、広場の雰囲気を楽しむようにあなたを誘います。

Porta Faxeira in Santiago de Compostela(2021)Regional Government of Galicia

通り、広場、公園では、コンポステーラの人々の生活を見ることができ、巡礼の道の終点であることに加えて、この町は、休息と歴史の場所で、永遠にここに残りたくなるでしょう。

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